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2017年5月18日 (木)

学校外で教育「差別」を受けている子どもたち

小学校でも中学校でも高校でも大学でも、大学院でも、まあ、どんな手法でよいから一人ひとりの子どもが安心して学ぶことができればそれだけでもう、出来過ぎ、でしょう。その努力をしている先生たちが全国にはあちこちにいて、そのことはそういう人たちになお一層頑張って欲しいなと思います。

学校組織から飛び出すまでの経緯について、ぼちぼち書き始めたところですが、今回は予定の内容とは違うもので、学校外にいるから見える子どもたちの置かれた教育環境の格差についてです。

不登校や仮面不登校の子どもたちには、NPO法人などでの支援や補習塾のようなものもあるようですが、学校教育で行われているような学習面に不安を持つ子どもや保護者に、ただ「学校へもどればちゃんと授業が受けられる」と促すことを繰り返していても、月日はどんどん過ぎてしまうだけです。

学びたいと個性的に期待する子どもや保護者に大して、同じような対応をしている公的機関や協力団体は、ある意味、そのような子どもたちを生殺しにしているようなものです。と言って、そういう支援や補習がムダであるとか弊害であるとか言っているのではありません。大変ありがたいことだと私も考えています。けれども、下手をするとそういうところでも、子どもや保護者の「定型化」と「画一的」対応のせいで、こぼれてしまう子どもが少なくないという実態があることを問題と考えます。

さらに、今回、問題提起をしたいのは、外国籍か外国語を母国語としている日本国籍の子どもたちについてです。まだまだこれからいろんなことがわかると思うにですが、以前より私のところへ来ていたそのような子どものご家族の友人の家族が、お子さんをつれて私のところへ来てくれました。

前にも、スポーツ関係の習い事をしようとしたら、受付でまともに対応をしてもらえなかったということを聞いていました。今回は、学校の授業だけではとても不安になってきたので、いろんな塾に相談に行ってみたが、どこもよい顔をしてくれないので、私のところに来てみたと言います。

学校の授業でなんとか学力を得ている子ども、かなりきびしい状況になっている子ども、もうほとんどつまずいたままで止まってしまっているこども、などそれぞれに状況は異なりますが、どの場合も、一様に、学校外の教育関係の場所では、拒絶的であるとのことです。

理由はわからないでもありません。一つは、本人や保護者とのコミュニケーションが取りにくいと思われる。一つは、その子どもと周りの子どもがうまく共存できるかどうか心配である。もう一つは、その保護者の経済状況がどうであるか不安である。

私もそういうことは思います。思うけれども、だから避ける、というのでは、これまで何のために教育とかかわってきたかわかりません。これも勉強だと思って、引き受けることにしました。学校なら、何かあっても学校だからどうにでもできるというようなところもあるでしょう。あるいは、形式的に支援をする場を作ってお茶を濁すことも、残念ながらいくつも見てきました。そういう基盤のない個人のやることなので、何事も慎重にしなければとは思います。その上で、このような社会の隙間での教育の場作りは積極的に取り組みたいと考えます。

子どもですから性格や得手不得手がはっきりと言動や感情に現れるのは、日本人らしい子どもでも外国語を母国語とする子どもでも同じだと思います。複数の子どもを相手にしていればいろんなことが経験できるでしょう。

そしてそこからそういう立場の子どもたちが共通に突き当たる壁のようなものがどのようなものであるのか具体的に知り、それにどう対応すればよいのかを考えて実際の行動に移すことは必要なことだと思います。

どの子どもでも、子どもが原因ということはありませんから、相応の学力をきちんとつけてこれから生きて行く上で、不当な不利益を被ることにならないようにしなければいけません。学歴が必要なら、そのような道を開くために応援もしたいと考えます。

そんなことで、私のところに来る子どもたちが明日から増えます。母国語での会話と日本語の会話が入り乱れるようになったらどうなるのだろうかなどと考えると、わくわくしてきます。

未経験のことに踏み込むのは、何歳になっても、私にはとても楽しいことのようです。

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